日本医師会 臨床検査精度管理成績

  日本医師会臨床検査精度管理は、3,000以上の医療施設が参加する、日本の代表的な広域精度管理調査で、当センターは、昭和47年より毎年参加しており、高い総合評価点を収めております。
年度 総合評価評点
平成27年度 99.8点
平成26年度 100.0点
平成25年度 99.7点
平成24年度 99.8点
平成23年度 100.0点
平成22年度 99.8点
平成21年度 99.7点
平成20年度 100.0点
平成19年度 99.7点
平成18年度 96.0点
平成17年度 96.5点
平成16年度 97.4点
平成15年度 97.9点
平成14年度 99.5点
○外部精度管理の実施状況
  日本医師会 臨床検査精度管理調査
  日本臨床衛生検査技師会 臨床検査精度管理調査
  北海道衛生検査所外部精度管理調査
  北海道衛生検査技師会コントロールサーベイ
  日本臨床細胞学会施設認定制度コントロールサーベイ
  日本結核予防学会 結核菌感受性検査外部精度評価
  各種メーカーサーベイ
○取得認定
  精度保障施設(日本臨床衛生技師会認定) 2011.4.1取得

検体検査

検査受付 当センターでは、検体受付を迅速・正確に処理するため
自動分注機等による自動化システムを導入し、総合的精度管理(TQC)
の向上をはかっています。

生化学的検査 主に血清や尿中に含まれる蛋白成分・
酵素・脂質・含窒素成分・電解質・糖代謝関連物質等の
化学物質を、多項目自動分析装置により迅速に検査しています。
血液学的検査 血液中の赤血球数・白血球数・血色素量・
血小板数から白血球分類までを、最新の
テクノロジーにより、迅速に検査しています。

出血・凝固検査 各種凝固検査(PT・APTT・TT・HPT・ATIII・FIB)を、
ハイスピードのオートシステムにより、迅速に検査しています。
免疫学的検査 血液型・自己抗体・肝炎ウイルス・梅毒・風疹・
トキソプラズマ・マイコプラズマをはじめとする
各種免疫血清検査を、最新の技術(EIA・CLIA・FA・凝集法)
により迅速に検査しています。

内分泌学的検査・腫瘍マーカー検査 ホルモン・特殊蛋白・腫瘍マーカーなどを
最新の技術(CLIA・EIA)により迅速に検査しています。
一般検査 尿沈渣・寄生虫卵・病原虫類(トリコモナス・
クラミジアなど)、胃液・十二指腸液・髄液・
穿刺液などの一般検査と、大腸癌スクリーニングの
便中ヘモグロビンを検査しています。

微生物学的検査 各種検査材料からの感染症起因菌の染色・分離培養・
同定検査と薬剤に対する感受性試験を検査しています。
薬剤感受性試験は、MIC-2000システムにより検査し、
MIC(最小発育阻止濃度)値を報告しています。
遺伝子学的検査 最新技術の一つである遺伝子増幅(PCR)を
用いた高感度検出法により結核菌DNAや
その他のウイルス遺伝子を迅速に検査しています。

病理組織的検査 病変部から採取した小さな組織(胃・腸等)
や手術した臓器を使った、顕微鏡用の標本を作成し、
病理医が標本を観察し病理組織診断を下しています。
細胞診検査 病変部から採取した細胞を直接標本上に
塗抹し、顕微鏡で癌細胞を見つけだします。
子宮癌検診や喀痰による肺癌検診など
様々な材料を用いて検査され、X線・内視鏡検査
とともに癌の早期発見・診断に役立っています。

生体検査

X線検査 会員並びに検診事業を対象として、施設内
では一般撮影・断層撮影・胸部直接間接撮影・
胃部直接間接撮影を実施し、外では胸部・胃部
レントゲン車による結核・肺癌・胃癌の検診を
実施しています。

心電図検査 主として生徒・学生および集団検診(住民
検診・事業所検診等)受診者を対象として
心電図検査をしています。本装置には自動
解析システムがついており、心疾患や生活
習慣病の早期発見に役立っています。

腹部超音波検査 腹部超音波検査は、画像診断の一つで、
被検者に苦痛を与えず、肝臓・胆嚢・胆管・
膵臓・脾臓・腎臓などの腹部臓器をみること
ができ、異常を発見するためのスクリーニン
グ検査(選別検査)として役立っています。
肺機能検査 肺機能検査は、肺機能の基本的検査である
肺活量と努力性肺活量により、換気機能障害
の有無をスクリーニング検査(選別検査)する
もので、とくに閉塞性換気障害を早期に発見
することができます。

眼底検査 眼底検査は、主として脳動脈の硬化度と
高血圧に伴う変化を反映し、糖尿病など
による眼底出血の確認に有効です。
撮影には無散瞳型眼底カメラを使用し
短時間で検査しています。
聴力検査 聴力検査は、聴力低下を早期に把握する
ためのスクリーニングテスト(選別検査)で、
オージオメーターにより1000ヘルツおよび
4000ヘルツの純音に係る聴力を検査して
います。

骨塩定量検査 骨粗鬆症は、寝たきりの原因となる骨折
の基礎疾患であるとともに、腰痛や脊椎
の変形の原因にもなることから、超音波
を用いた踵骨測定装置で簡単に骨密度
を測定しています。

検査体制

正確なデータを迅速に報告するため、回収から仕分・検査・報告まで、総合的精度管理(TQC)を重視したシステムにより管理しています。
依頼書 病院独自のユーザーセットが、最大99セットまで設定可能です。
セット内容に応じ、必要な検査材料を依頼書に印字しています。
検体集配 集配コースは、無線搭載車で7コース。1日3回集配、3時間以内での集配を実施し、
検査材料の経時変化を抑えています。
緊急対応は別便回収しています。
検査受付 依頼内容(氏名・検査項目・必要材料・保存状況・至急)の照会・確認をし、
不明な点は病院に問い合わせする様になっています。
依頼入力 検査に必要な情報は、OCR方式で入力し、入力ミスの防止に努めています。
仕分・分注 自動分注機により検査材料を仕分け分注し、手分注用には、
分注用ラベル(氏名・項目・材料・必要量を印字)を発行して、
検体の取り違いを防止しています。
検  査 自動分析機をオンライン化し、手入力によるミス防止のための結果タイプや
桁チェックによる入力チェックを行っています。
精度管理 安定したデータを提供するためX-R管理やブラインドなど多数の内部精度管理を実施し、
日本医師会をはじめとする外部精度管理にも多数参加しています。
再検処理 異常値・前回値・グループ・項目間比積・MEエラーの一括再検システムや
再検チェック入力画面によるデータ照合とコメントの自動入力によりデータの
チェックミスを防止しています。
報告書 報告書には、フリー・固定・時系列フリー・時系列固定・糖負荷グラフ・蛋白分画・
一般細菌・病理細胞診・至急などが用意されており、FAX送信、オンライン送信、
FD出力も可能となっています。
医療支援 診療支援システムWOLFを用い、検査データのダウンロード・検索・照会・
報告書出力・各種医療文書の作成・医療機関同士での情報交換、そして
日レセ(ORCA)との連携により手軽な院内IT化を可能としています。

セット検査・基本ユニット一覧